さと45の解雇録

クビを宣告されて、正直感じたこと5選

もうすぐ桜の季節になろうというある晴れた日のこと。
唐突に、解雇予告通知書を手渡されました。
その時に感じたことをセピア色にする前に記録に残しておこうと思います。

本文そのまま。解雇予告通知書に書いてあったこと

使用期間3ヶ月とされて勤務を開始し、その2ヶ月目の終わりに受け取った解雇予告通知書は下記のような内容でした。

解雇予告通知書

あなたは令和5年●月●日より、私用期間として勤務されておりますが、残念ながら当社に不適格との結果に至り、本採用を見送ることになりました。つきましては試用期間が満了する令和5年●月●日をもって、貴殿を解雇することを通知いたします。以上

さと45の解雇予告通知書

正直感じたこと1:不適格ってなんやねん

青天の霹靂、全くの予想外に貰った解雇予告通知書。
人生で初めての経験です。
ショックというより好奇心の方が優り、この短い通知書をしっかり拝読したわけですが、
とりわけ気になったのは「不適格」の文字です。

なかなかインパクトのある言葉でした。
今まで人に対して不適格とか言ったことがありませんでしたし、
言われたこともあまりない。馴染みのない言葉でした。
社会不適格者とかくらいにしか見聞きしない言葉。
不適格といわれるとそのイメージが強く湧いて、
「なにこれ、めっちゃいうやん」という気持ちになりました。

そして不適格だから本採用を見送るって、なんかテストでもしてたんか?
3ヶ月の使用期間のうち2ヶ月で不適格の判断って、そんなに酷かったか自分??
と、なんか腑に落ちない気持ちがもんもんとしたのが最初の感想です。

正直感じたこと2:自分から退職を言い出す必要がなくなってよかったー!

解雇予告通知の前に、上司から近頃、謎の指導が続いていました。
それは下記のような社風についての説明でした。

上司

さと45さんは、業務経験者で社会人歴があるというても
この会社では最後に入ってきた新人という立場。
だから積極的にお茶だしや換気のための窓開け、
ゴミの回収などの雑務を積極的にやって欲しい。

上司

心のこもったコミュニケーションをして欲しい。
業務効率化のために色々と提案してくれてるけど、この際効率のことは無視していいから、社内の手続きのほうを大事にして欲しい。
相手に提案をするときは相手の信頼を得るようなコミュニケーションをしてから徐々に提案をして欲しい。

など。
正直に言って、なんか合わねーなーと思っておりました。
全く同じことを別の社員さんもやってるので集約したらいいのでは?
アクセス権限もらった方がいちいち確認しなくて早いと思うのですが?
個別にルール作っていて人数分のルール覚えるの無駄だから共通にしたほうがいいのでは?
この項目書く意味ありますか?形骸化してませんか?
メールとりあえず送ってるだけでちゃんと読んでないだろ?
などなど、思うところがいっぱいあり。

ま、とにもかくにも、この会社合わないかもなーと思っていたのも正直な気持ちでした。
やめるなら試用期間中だなとぼんやりと思っていたところでした。
会社側から解雇を言い渡された時は、
自分から退職届を出すストレスがなくなって、やったー!という晴れやかな気持ちもありました。

正直感じたこと3:あれ、これをネタにYoutuberできるんじゃね?

解雇かー。解雇なんて生まれて初めてされたなー。
これをネタにYoutuberして稼いでいこうかなー。

と安直な気分になりました。
自分の周りにも解雇された経験のある人はいなかったですし、
せっかく与えられたネタだから何かに昇華させなければ勿体無いか?!という気持ちになりました。

正直感じたこと4:ちくしょう、また転職だ

そして同時に、面倒臭ええという気持ちです。
この会社に入るため、
転職エージェントを初めて使って前向きな転職をしようと頑張って。
履歴書も職務経歴書も、書くとメンタル凹むので
転職活動は私にはハードルが高いものだった。
でもなんとか内定3つほど貰って、その中でも自分にマッチした会社を選ぼうと思って内定辞退したりもして。
自分の人生ブラッシュアップしていたつもりで、この会社に入ったのに。

また転職かよ。しかもこんな短期で。

そう思ったら、ここで少しイラっとした記憶もあります。
また別の記事で詳細を挙げますが、この会社は採用時から問題ありの会社でした。
転職エージェントを経由せず、転職希望者(私)と直接やりとりしてきた会社でした。
これは明確にルール違反だったのですが、私の転職活動経験値が低かったのもあり、
NOとか疑問を呈することができず採用が進んでしまい、
十分に今の会社を知ることができないまま内定に至ってしまいました。

正直感じたこと5:これが、自由だ……!(エレン風)

と同時に、えっ、もう1ヶ月後に自由なん!?
やりたいと思っていたあれも、これも昼からやっていいんじゃない!?
楽しいこともできるな!?とワクワクした気持ちにもなりました。

進撃の巨人のエレンってこんな気持ちだったんだ……と共感した次第です。

クリックして応援していただけると嬉しいです!
(料金が発生するものではないのでご安心を!
単純にたくさんの人に見てもらえる確率が上がるだけです)

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA